おかっぱちゃんママとおかっぱちゃん大解剖 プロフィール

ついにおかっぱちゃん誕生 ③

産休に入り、2週間ほど予定日まで4週間ほど。
徐々に生活にも慣れが出てきます。
準備はバッチリ。部屋もきれい。
洋服など赤ちゃんグッズなどは後々買い求めるので
肌着や授乳用クッション。お布団。
ロンパースいくつか。
新生児用の抱っこひも、3種類。
と必要最低限。

オムツはつけてみなきゃわからないのでまずは小さなSサイズ。
実はこの時、新生児サイズがあるの知らなかった。。産まれた後買い求めました。(汗)
産まれたばかりの赤ちゃんって本当にメルちゃんくらいなんですよね。
ママの弟が産まれたのもはるか昔で、周りはまだ独身も多かったので、
すっかりサイズ感を忘れていました。
最初からめっさおっきかったら産むの大変や〜〜おおざっぱなママです。
ちなみにおかっぱママは割と大きな赤ちゃんでした。特に頭。

そしてハードルが高いけど挑戦してみたかった
布オムツも、洗う琺瑯のたらいも、無添加洗剤も
用意しました。(これの感想は後ほど)

思えばとってもシンプルでした。

妊娠時の体調

つわりも全くなく、ただ一度だけ、4ヶ月の頃、お味噌汁の匂いが
若干気持ち悪くなりました。お〜〜!これがつわりかと、ドキドキしましたが、
忙しさもあり、いつの間にか安定期に入っていました。
毎日を生きるのに精一杯って感じだったので。。

この頃の楽しみは買い物ついでに、スーパーのパン屋さんコーナーで買うギトギトのチョコクリームパン。普段は甘すぎるのですが、この時は無償に毎日食べたくなってしまい、なんだかんだ口実を作り、
スーパーに行っては買ってしまっていました。
産院の先生にも内緒。唯一私がたべたくなったジャンクなものです。。トホホ。どこが自然食だ〜甘い誘惑です。

これがのちのちの
おかっぱちゃんのチョコ好きにつながったのかしら。。反省です。。

それもあるのか妊娠後期で貧血が少しあり、
検診では次で数値がよくなかったら
産院のすすめる病院で産むことになるかもとの話が。。

予定日2週間前の夜

そしてある夜
和食の刺激のない食事に
少しづつ飽きてしまっていた元々辛いもの好きなママ。
カレーを作ります。少し辛め。。

少しならいいでしょ。とパパと楽しく食べて寝たのですが、
夜中2時頃にお腹の痛み。
トイレに行き、少しお腹を壊してしまったので、
カレーのせいかもしれないと反省しつつ寝ます。

30分後また痛くて起きる。トイレへ
そして寝る。

10分後また痛くて起きる。トイレへ

これを何度も繰り返し、2~3時間。

ついにパパを起こします。

「パパ、10分起きにお腹壊しちゃってるの カレーが良くなかったみたい」

「・・・・それ 陣痛だね。」

「え?」

慌てて産院に電話するパパ。

電話を切ると、
「やっぱり陣痛だって、すぐタクシーを呼んで指定の病院に行くよ。」
(この時、前回の検診で貧血のままだった為、病院になってしまいました。)

状況がまだ読めずオロオロしているママを尻目に
2度めですか?くらい冷静なパパ。

用意していたグッズを詰めたカバンを片手に
ママを支えながら外へ。

玄関を出たとこで急に激痛!!立てなくなり、
そこではじめてこれ陣痛だ〜〜〜!!!(おいおい)

慌ててタクシーに乗り
病院まで1時間半。

途中ドンコドンコと地の底から響く和太鼓のような
お腹の痛み。そして破水。
座っていられなくて車の足元に降りて、
パパの膝にしがみつきこらえます。
心の叫びは

今すぐ産みた〜〜〜い!!
間違いなくここで産める、今すぐ産める。
初めてのお産は長くなるから〜って言ってた先生。
早いです。これ、いますぐ出てきそうです〜〜〜!!!

タクシーの運転手さんも心配して声をかけてくれ、
そっと渡してくれたのがあめちゃん。ありがとうございます。

やっとついた病院では、看護婦さんが車椅子でスタンバイ。
私を載せてものすごい速さで
分娩室へGO!

そこでもう子宮口が10cmでした。
「もう産める状態だね、じゃあ頑張ろうか」

分娩台に乗り、ご自由にさあ好きなようにしていいですよスタイル。
さすが産院の先生お墨付きの病院。
いわゆる足を抑えるものなど一切なし。ただ広いベッドで自由にいきむだけです。
ありがたい。雑誌で見たみたいに膝立ちしたり、または這いつくばったり?
と思った瞬間、メキっと音がして子宮からおかっぱちゃんが
出て、産道へ。これが一番痛かった瞬間でした。

「いた〜い!」
痛みに割と強い私でもこの瞬間は耐えられなかった。
そして結局落ち着いたのが寝転んで膝を立てて、広げるでした。(普通じゃん)

その頃パパは入院の手続きに
これからどれくらいの長丁場になるのかな
と考えつつ、ジュースを購入してのんびり分娩室へ。

そしてママは
「上手、上手〜いいよ〜」
すっかりいきみも板につき、腹筋と股関節を鍛えたおかげか、徐々に苦しさより
気持ちよい?そしてなんだか楽しい。ハイな気分w

看護婦さんが慌ててパパを呼びに廊下へ
ちょうど見えたので

「早くもう産まれますよ〜」

「え???もう?」

パパはサッと分娩室へ入り、
陣痛が収まるたびに、頭を支えぶどうジュースをサッと飲ませます。
う〜ん慣れている。

そして
「少しづつ頭見えてきました〜」と先生。

パパすかさず前にいき確認。(この時すでにおかっぱちゃん髪の毛ふさふさ)


あと一息かなと最後長くいきむと(既に恍惚状態。。)
ようやくおかっぱちゃんがスルッポンと産まれたのでした。
スッキリ〜!!気持ちいい〜!!
早いけどマイペースで産めました!どこの痛みもなく無事出産。

病院について1時間半。まさかの超安産。

おかっぱちゃんを見て先生が一言。
「この子本当頑張ったんだね、普通より頭がとんがっちゃって。。」

そしてウルトラマンみたいな頭をした我が子を抱っこしながら
あまりに早くて放心状態のパパ。

早くでてきたっかったんだね。太鼓ならしているみたいに

激しくて
もう少しでタクシーで産むとこだったよ。
おかっぱちゃん。

ようこそウルトラマンのおかっぱちゃん。

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