おかっぱちゃんがまだ3mmしかなくて、お腹にいるとわかった日。
病院からの帰り道、今まで全く気づかなかった道端の木や、雑草までが全てキラキラしてました。
ここから怒涛の日々がはじまるのですが、、
自然分娩の希望
元々ママは、自然食やオーガニック、健康食品などにこだわる家で育ちました。
そんな影響もあり、妊娠してから、オーガニックやナチュラルな暮らしの雑誌などを自然に読むようになりました。
その頃ママが気になっていたのは会陰切開!非常に怖かった。。またママのママは、弟を産む時に難産で、陣痛促進剤を打たれ非常に苦しんだようで、それも恐怖でした。
ある記事に、タートルネックをゆっくり脱ぐようにじっくりと産むことで、切開しなくても自然に産めるという内容がありました。
そこで産院を探しましたが都内ではとても少なく、郊外の自然のある場所に多いことが判明。
初産は時間もかかるだろうから多少遠くてもと、家から世田谷区の奥の1時間半ほどかかるアーユルヴェーダの産院を選びました。
その頃参考にしていたのは、こちらの本。
吉村正先生の「いのちのためにいのちをかけよ」
この本では、出産間近のお母さんたちが、
イキイキと雑巾がけや、薪割り、食事作り、などをこなしていて、
出産の予定日を気にせずに楽しく出産をしていました。
「予定日を超えてもなかなか出てこない子はのんびりしている。」
この言葉に赤ちゃんにも個性があるんだ!と感動。
予定日より少し遅れたので、薬や吸引、などではなく自然に任せて楽しく産んでみたい!
そして、そのためには身体つくりをしなければと意気込みました。
日々の鍛錬、あるいは修行?
産院での検診が終わり、健康に問題のないことなどを確認してから、(この時点で体調に問題がある場合は病院を勧められます。)まずは足首を冷やさないとのことでサポーターを勧められ、(予定日は7月。とにかく暑い。。普段暑がりなので、真冬でも裸足のおかっぱママでしたので、かなりの苦行でしたw)
毎日1時間以上歩く、そして100回ほどのスクワット。
昔の人たちは、畑仕事に家事、雑巾がけととにかく腹筋と股関節を良く使っていたけれど、現代は中腰になることが減ってしまったようです。この時ひたすら鍛えた事は、産む時に多いに役立ちました。
いきむ力!これは腹筋と股関節と痛感。
そもそも産院は駅からかなり遠い緑の多い場所で、(都内とは思えないくらい)先生はそれがチャンスなので必死に歩いてきてください。とのことでした。
また刺激物は食べない。(カレー、唐辛子など)自然食、和食中心。添加物を極力避けて身体にいい食べ物をとることを心がける。(元々和食、自然食中心だったので、割とすんなりこれはクリア。)
この頃参考にしていたのは、幕内先生の「粗食のすすめ」です。
これをあくまで参考に、貧血もあったので、素朴な和食と、赤身のお肉も摂るようにしました。
そして産院に毎週通い、アーユルヴェーダのマッサージ。(ギーですね。)よもぎ蒸しで心身ともに整える。。おかっぱちゃんの為に必死ですね。とここまでは順調なのですが、、
働く妊婦
ママは会社員。
朝早く、残業をこなして、夜は家につくのが20時過ぎ。。
当然足はゾウのようにむくんでパンパン。完全にかにパンでした。
会社は自宅から1時間半。
毎日の通勤と電車で足腰を鍛え(必ず立ってました。なんで?)社内を走り回り、よく走らない、走らないと言われるくらい動いてました。上司に頼み込み、9ヶ月まで働いていたので、お腹が大きくて朝の通勤ラッシュではかなり浮いていたかも。。
でもこの事が結局一番の運動でした。そのころは肝まで座ってましたし、豪快に腰に手をあてて、500mlのペットボトルの水を一気飲みして笑ってました。元気すぎる妊婦です。
爆笑のおかっぱちゃん誕生まであと少し。
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