おかっぱちゃんママとおかっぱちゃん大解剖 プロフィール

おかっぱちゃん産まれたて① 真夜中の灯り

おかっぱちゃん 赤子バージョン

おかっぱちゃんが産まれてその日の夜は、一晩新生児室へ、ママはしばしの休息です。
パパと様子を見にいきましたが、一発でおかっぱちゃんとわかる容貌。
丸くて白くて、しわがなくパッツパツ。そして大きい。。(はちきれそう)

産まれたのはお昼だったので、翌日の朝までぐっすり寝かせてもらいました。
美味しいご飯も頂きました。まずはホッと一息。

翌日からは、午後から早速沐浴、ゆったり過ごしましたが、
そして、、いよいよ運ばれてきます。。。
同室にも同じ時期に産まれた子が6名。みんなドキドキの夕方。。

「はーい!!おかっぱママさ〜〜ん」
「赤ちゃんですよ〜〜〜」
看護婦さんたちが、まるで出前のように、ベビーコットで赤子たちを運んできました。

きたきた〜!!!

ベッド脇にきた我が子を見ていると
「今日から母子同室になりますので〜まずは起きたら抱っこしてくださいね〜」とのこと。

えー!寝てる。可愛い。けれどどうすりゃいいの。こんな小さな生き物。
まずは手を触ってみます。
小さい、爪生えてる。間近にいつも赤ちゃんがいなければ、やはり慣れないもので、弟を抱っこしたのも大昔のこと。。
おっかなびっくり。怖いものです。この子が私しか頼る人がいないのもプレッシャー。。

おむつも自分で用意ますが、しょっぱなからサイズ間違いをしていたので、
パパに新生児用を購入してもらいました。全ていきあたりばったり。でもなんとかなる根性。

起きたおかっぱちゃんを抱っこしたり(案外すぐ慣れました。守らないとという使命感?)、
ベビーコットで院内を少し散歩したり、沐浴したり、そして授乳室でおっぱいを上げる
練習もはじまりました。その日のうちに飲める子はいなく、少しづつ慣らしていきます。

夜中の攻防戦 はじまる

そんな中、一番緊張が走る時間は夜の9時過ぎ。

食事も終わり、用事もおのおの済ませて、どの赤ちゃんも大半夕方から寝ている時間。
いよいよ消灯です。部屋の電気も消え、一旦静けさが来ます。。。

めをつぶり、横になり、ゆったりした時間。さあウトウトと眠りに入る
その時「ふにゃ〜」と泣き声。慌てておかっぱちゃんだと思い、とっさに起きましたが
あら、違う赤子ちゃんだった。。と思いホッとしたのもつかの間、
「ふみゃ〜」「ほぎゃ〜」「ふみゃふみゃ」誰かのひと泣きから、まるで遠吠えのように
連鎖で次から次へと泣きはじめる赤子ちゃんたち。
一斉に手元の灯りがついていきます。

そうです。夜泣きのはじまり〜昼夜逆転の赤ちゃんとの長い夜が始まるのでした。

ここからお腹のすいた赤子ちゃんたちと、おっぱいを飲ませようと四苦八苦のお母さんたちとの
攻防戦
がはじまります。
最初は飲めないので赤子はギャン泣き、仕方ないのでひたすらベビーコットで廊下をうろうろするお母さんたち、授乳室に詰めてみんなで練習しては、部屋に戻り、寝かせて、また起きるの繰り返し。そんなこんなで、うっすら明るくなってきた頃に疲れてみんなようやく静かになります。
なぜか朝方は寝るんですよね。一斉に。。

そんななか、おかっぱちゃんはかな〜りしつこいママのもと、なんとかおっぱいにありつけました。
飲むまで何回も授乳室でトライ。この入院で駄目なら(ママはミルク育ち)ミルクにきっぱり切り替えようと思いましたので、できるだけ飲ましてみました。
体重が減って行く場合は、ミルクとの併用、(または最初からミルクだけもOK)も進めてくれます。

この頃一番印象にあるのは、隣の部屋のフランス人の赤子ちゃん。
皆が寝静まった朝も、かなりの音量で四六時中泣いている模様。。
廊下で妹さんが抱っこしてあやしていましたが、とにかく天使のような風貌なのに、
大きくて声のボリュームがすごい!
「ふみゃ〜」ではなく、「ぎゃお〜〜!!!」「あんぎゃー!!!」。。

看護婦さんに、ママの妹さんが、あまりに泣くので、ママがノイローゼ気味だと相談しておりました。
今は大変だけど、非常にたくましい!元気だし、内蔵も丈夫そうだし、すぐに食べたり、歩いたり、走ったり、成長も早いだろうな。。と非常に感心しました。

元気かな、あの子とママ。

産院での産後のケア

ちなみに病院でしばらく過ごした後、元々の産院で産後の身体をケアしながらの入院があります。
マッサージやよもぎ蒸しなどを受けながら、美味しい栄養のある食事をしっかり食べ、昼間は授乳などの練習。夜は赤ちゃんを預けて、ゆっくり寝て1週間ほど身体の回復をはかります。

産院と病院は提携しているので、体調が良ければいつでも転移することができます。
産んだ後の回復で、その後の更年期にも影響が出るので、ぜひおすすめです。
最近は産後ケア専門の施設も多くなっているようです。








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